自宅トイレのメンテナンスのためにはリフォームが必要な理由とは？

毎日使うトイレは大切にメンテナンスをして、キレイにしたいでしょう。そこでメンテナンスはどうするべきか、メンテナンスを手軽にするための方法はないのか、お考えかもしれません。今回はトイレのメンテナンス方法や、トイレのリフォームをするメリットについて詳しく解説しましょう。

1. そもそもトイレのメンテナンスでは何をする？

トイレのメンテナンスやチェックにはいくつかの項目があります。

1-1. 便器やタンクのチェック

1-2. 温水洗浄便座のチェック

便器が異常に熱い、または冷たい時はあるかを確認します。そしてタンクやホースからの水漏れがないか、電源プラグの発熱や異臭がないかをチェックすることも大切です。

1-3. フィルターのつまりを清掃

長期間トイレを使用していると便器の洗浄力が落ちてしまい、タンクと水道を繋ぐフィルターにゴミがつまってしまいます。その時は説明書を見ながら掃除をすることが大切です。温水洗浄便座の場合は電源を抜き、かならず止水栓を閉めてからフィルターの清掃を行います。掃除後はフィルターなどを取り付け、水漏れがないようにしっかりと閉めることも忘れないようにしましょう。

1-4. 便器のつまりを除く

便器のつまりがある場合も、止水栓を閉めます。その後ラバーカップを使い、水が飛び散らないように異物を取り除きましょう。ラバーカップは水がないと効果はありません。水がない時は水を入れながら作業します。便器のつまりが直らない時はすぐに、販売店や工事店に連絡をしてください。

1-5. リモコンの電池交換

温水洗浄便座はほとんどの場合、壁側にリモコンがあります。こちらも取扱説明書を見ながら、定期的に電池交換をする必要があります。

2. トイレのリフォームを行うメリット

トイレのメンテナスのためには、リフォームをすると便利です。4つの主な理由について説明しましょう。

2-1. 設備の寿命のため

2-2. 掃除がしやすくなる

トイレは普通に掃除していても、なかなか汚れが落ちないこともあります。その状態が続くと、汚れやにおいがこびりついてしまいます。しかしトイレのリフォームをするなら、状況が変わるでしょう。まず掃除がしやすくなります。最新のトイレはお手入れがしやすい仕様になっているからです。たとえば汚れが溜まりやすい便座の縁がフラットになっているタイプや、温水洗浄機のノズルを自動洗浄してくれるタイプがあります。このように一度リフォームをすれば、日々の掃除がしやすくなるのです。

2-3. 経済的にお得

新しいトイレは経済的にお得といえます。たとえば水道代だけでも違います。古い形式のトイレでは、一回分の水量がおおよそ14～15リットルといわれているのです。一方で最新のトイレは一回、4～5リットルとなっています。たった一回分でも約10リットルの節水になるのです。加えて電気代の節約にもなります。最新のトイレは消費電力が少ないように設計されているからです。たとえば自動で温水シャワーの温度を下げ、便座の熱をオフにします。一回の電力量はそれほどでもありません。しかし長年使うとかなりの電気代の節約になるでしょう。

2-4. 家族のためになる

トイレは家の中でもとくに狭い空間です。その中で立ったり座ったりする必要があります。そのため高齢者にとっては転倒して、怪我をしてしまうリスクが高くなります。その点トイレをリフォームして、手すりを設置するだけでも家族の不安が軽減されるでしょう。

3. 安心できるトイレのリフォーム業者の選び方

毎日使用するトイレは、リフォームする時安心できる業者に依頼する必要があります。業者選びのいくつかのポイントを説明しましょう。

3-1. 希望のメーカーや型の取り扱いがある

3-2. 工事に必要な許認可を公開している

建設業許可や自治体の許認可を取得しているかが目安となります。またそれを会社のホームページ上で公開しているなら、さらに安心感がもてるでしょう。

3-3. 工事費用や過去の実績が詳しく説明されている

はっきりと費用が分かれば安心できます。また過去の工事実績が写真と共に豊富に公開されていることも、業者選びの目安になります。

4. まとめ