階段の小規模なリフォームの相場4選!リフォームのデザインもご紹介!

「階段の踏み面の汚れが目立つようになったのでリフォームしたい」あるいは住まいの大規模なリフォームで「階段のデザインを変えたい」などと階段のリフォームを検討されている方はいませんか?ここでは階段のリフォームについて解説します。小規模なリフォームの種類4選とその相場の価格、そして大規模なリフォームのデザインについてそのメリットと相場の価格を解説します。

1. 階段のフォーム

階段のリフォームを検討するのは、転落事故防止のための安全性を考えたときや、古くなった住まいを大規模にリフォームしようする場合に、階段の位置や階段のデザインなどを考えます。

1-1. 部分的なリフォーム

ふとしたタイミングに階段の勾配が急に感じたり、高齢になり転落防止のために階段に何らかの施策を考えて、階段部分をリフォームしようと考えたりする方も少なくありません。階段の部分的なリフォームは、安全性を高め、日常の不安を解消できるリフォームでもあります。主に部分的にリフォームする個所は下記のような個所です

・手すりの設置や付け替え
・滑り止めをつける
・踏み面の交換
・勾配を緩くする

1-2. 大規模なリフォーム

リフォームで階段だけをリフォームするには、その内容に限界があります。ただし間取りなどを変更し家全体をリフォームするのであれば、階段の位置やデザインなども好みのものにリフォームすることが可能です。大規模な階段のリフォームでは下記のような施工ができます。

・階段の種類を変える
・場所を変更する
・階段に昇降機を設置する

2. 小規模な階段フォームの種類別の相場

小規模な階段リフォームは安全性が確保でき、見た目もきれいになります。たとえば既存の階段の踏み面を上から塗り重ねるリフォームだけでも明るくなり視認性をアップできるのです。この項では小規模な階段リフォームの種類と相場の価格を解説します。

2-1. 手すりの設置は10~20万円

安全性を高めるために手すりをつけるリフォームの相場の価格はおよそ10~20万円です。階段の手すりは、人の体重がかかるので、しっかりと取り付ける必要があります。そのため下地が弱い場合には、下地の補強が必要です。手すりがあることで体を支えられ、足腰の負担を軽減できます。階段の左右に取り付けるのがベストですが、片側にしか付けられない場合は降りる際の利き手側に取り付けることをおすすめします。

2-2. 勾配を緩やかにするには20~50万円

リフォームするには、今ある階段をつくり直すケースが多いでしょう。この場合リフォーム費用は高くなりますが、他の空間には影響しないため大規模工事より安価ですみます。ただしこの場合既存の階段よりも長くなるような設計なら、空間にゆとりがなければできない場合もあります。たとえば寸法を見直して、段数を1~2段ほど増やす方法などもあるので業者と相談してみましょう。階段を緩やかにする相場は20~50万円ほどです。

2-3. 踏み面の交換は15~30万円

階段の踏む面のカーペットやフローリング、コルクなどの汚れや劣化が理由で、踏み面のみをリフォームすることもよくある階段のリフォームです。見た目もきれいになり、踏み面を交換するだけで雰囲気が随分変わります。カーペット使用や自然素材の木材を使用するなどさまざまな素材があるので、目的に応じて選ぶと後悔しません。ただし素材によって費用も変わりますので予算を考えて素材選びしてください。

3. 大規模にリフォームする場合のデザインと相場

階段の位置を変えたりデザインを変更するリフォームは、柱や壁を移動したり、他の空間にも影響するため、間取りの変更など住まいの大規模なリフォームと合わせて行うと効率的です。また単に階段といってもいろいろな形状があります。使いやすさや、スペースに適した形、またインテリアとしての要素を備えたデザインもあるのです。この項では大規模なリフォームに伴う階段のリフォームで、階段のデザインの特徴とおおよそのリフォーム価格を解説します。

3-1. 直階段

その名の通り直階段とはまっすぐな階段のことです。メリットは踊り場を設けなくてもよいため、スペースを取らず、諸経費もほかのデザインに比べると安い点です。また階段下に収納庫も設置しやすいように設計にすることもできます。直階段は既存の階段やスペースを活かして施工できるのもメリットの一つです。ただしスペースが狭い分、勾配が急になりやすいというデメリットがあります。設置費用は使用する材料にもよりますが20~40万円ほどです。

3-2. 折り返し階段

このデザインはUの字またはコの字を描いて折り返すように設計されている階段です。勾配が緩やかで、踊り場があるため万が一足を滑らせても一気に下に落下する恐れもありません。ただし広いスペースが必要です。費用はリフォームの面積や使用する材料などにもよりますが、30~50万円ほどです。併せて他のスペースをリフォームすることになれば費用は増しますので、リフォーム業者とよく話し合ってプランを検討しましょう。

3-3. かね折り階段

180度折り返す折り返し階段に対して、かね折り階段は途中でL字(90度)に折れ曲がっているタイプの階段です。かね折り階段も曲がるところに踊り場があります。段数が多いので勾配は緩やかです。そのため直階段よりも階段の上り下りの負担が軽減されるデザインです。また吹き抜け構造の空間に設置されることが多く、デザインの演出効果を醸し出します。設置費用は直階段より高く、約25万円~35万円ほどです。

3-4. らせん階段

らせん階段はその名の通り、らせんを描いた階段です。この階段の大きなメリットはデザイン性の高さです。室内に設置すればインテリアとしても演出できます。また円柱形なので狭いスペースに設置できるのもメリットの一つです。ただしほかの階段にと比べると設置費用が高く、階段の幅が狭いので大きな家具などを運べません。また中心に近いほど踏む面が狭くなるため、実用性には欠けてしまいます。おおよその設置費用は50万円くらいからです。

4. まとめ

階段のリフォームは手すりなどを付け安全性を高めるリフォームや、見た目をきれいにするリフォームなどの小規模なリフォームから、位置やデザインを変える大規模なリフォームがあります。大規模なリフォームはほかの空間にも影響するので、間取りなどを変更するなどの大掛かりなリフォーム時に合わせて行うと効果的です。階段のリフォームといっても階段の種類も目的もさまざまです。小規模のリフォームにしても大規模なリフォームにしても目的に合い、使いやすいリフォームになるようにご検討ください。 群馬県多野郡吉井町の「株式会社安藤工務店」は、創業66年を迎えた建築会社です。100%自社施工の直営工事を徹底して、注文住宅のほかに人に優しい自然素材を使ったリフォームをご提案しています。お客様のご要望を伺い、最適なプランをご提案いたします。契約から完成後のアフターサービスに至るまで、しっかりとフォローさせて頂きます。お気軽にご相談下さい。

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